『クマタカ』あれ?これ!
| 大空を悠々と飛ぶクマタカの姿・・・何度見ても、その美しさに心打たれます。大きく広げた両翼がたっぷりと風をはらんで飛ぶ様子を見る度に、「空を飛んでみたい」という思いにかられるのは私だけではないと思います。
*********************************
この美しくも堂々とした飛行を支えている翼は、大きくは 【風切羽】 翼の骨格の後ろ側に直接付いている丈夫な羽毛であり、翼の後縁を形作り、飛翔の時重要な働きをする。 【雨覆羽】 皮膚に生えている羽毛で、風切羽の基部を覆い守り、かつ翼の前縁をなしている。 【小翼羽】 第一指骨に生えている羽毛。滑空グライディングをする時安定度に対して何らかの役割をしていると言われている 【尾羽】 尾羽は方向を転換したり、ブレーキをかけたり、全体のバランスを取ったりする役目をしている。 とに分けられます。
初列風切羽/尾羽/三列風切羽
世界文化社『日本の野鳥羽根図鑑』笹川昭雄著 より
*********************************
クマタカの風切羽根は大きく長く、とても印象的です。飛んでいる様子をみると、まるで、長い指で風をつかまえているように見えるほどです。又、尾羽もその時々で大きく広げたり、すぼめたりしているのが見て取れます。風や気流をとらえながら、自由自在に飛ぶクマタカの飛翔を、こうした羽一枚一枚が支えているのです。風は目で見ることは出来ません。しかし、悠々と飛ぶクマタカの姿から、風を見て取れるような気がします。
尾羽の広げ具合の違い/風切羽の美しさ
**********************
森や野山を歩いていて鳥の羽を拾う事があります。「ふぅ〜っ」と吹けば飛んでしまいそうな、その軽くて繊細な羽一枚一枚が集まり助け合って、「飛ぶ」という素晴らしい行動を支えている・・・そう思うと、拾った羽が、まるで不思議な力を持った宝物に思えてきます。フィールドで拾った羽を観察してみることからも、空を飛ぶ鳥の不思議さ素晴らしさが、改めて感じられるのではないでしょうか。
**********************
|