山岳民宿・溪雲荘 建築のページ 
 

<我が家の建築過程目次>


1.はじめに
2.基礎から棟上げまで
(平成9年8-10月)
3.外壁貼り(平成9年11月-4月 )   
4.床板貼り(平成10年1月−3月 )
5.内装@ (平成10年3月−10月)
  断熱材施工 内壁板張り
  内装A  
  階段造作
6.浴室 (平成10年3月−7月)
7.いろり
8.我が家の汚水処理

内部各部の紹介 

細部を写真で紹介しています

<建築のコンセプト>

地元(川井村)で産する材を使い、

在来工法(木軸構造)により、

総木作りの

山里に普通にある民家スタイルの

山小屋風民宿を

出来たら自分の手で建てたい・・


 
基本設計図(西面・南面外観図)

溪雲荘建設の2年間を振り返って…

1997年 

8月10日 地鎮祭
8月12日 基礎工事着工
9月21日 棟上げ
10月25日 屋根板金工事、防水シート張り完了
11月−4月 外壁板張り施工

1998年

4月25日 借り家から移転
5月−7月 内装工事(プライベート、浴室、厨房、トイレ)
8月1日 仮オープン
10月8日 工事完了検査
12月1日 営業許可取得

1999年 1月1日 正式オープン

「家を作る」ということは、とにかく大変なことです。
この1年間でそれを思い知らされました。
私が選択した、「私の家作り」は、
日本独自の建築工法である「木造軸組工法」。
全て国産材を使用した、総木造りの家。
そして、自分で出来る所は自分で造る。
この3点です。今では“なんと贅沢な!”と
言われる家かもしれません。
けれども昔はそのような家が“当たり前”のこと
だったはずです。
「日本の家は日本のもので」 
今現実にこの“当たり前”の
ことが行われているのでしょうか?
自分の夢と言ってもいい
「家」を作るのはあくまでも“施主”であること。
設計士さんや大工さんは、その夢を形にして
くれる手助けをしてくれるだけです。
もっと日本人が自分の家について真剣に考えなけ
ればいけないのでは? と思う今日このごろです